男の秘密基地
BlogRB26の燃焼室はノーマルでも良い形状をしているよ(^-^)/
このエンジンは目標馬力を700PSオーバーに考えているので、燃焼室をやり直すことにしました。
目的がドラックではなくサーキット走行を主体に考えていきます。
ノーマル形状であるペントルーフ形状はプラグの取り付け位置が吸気バルブと排気バルブの真ん中に位置出来る
特権があり、爆発したガスがプラグを中心とした場所になるので熱効率が良いとされています。
ノーマル形状で分かる部分では吸気側と排気側にスキッシュエリアがしっかりとあります。
基本的なお話はここでは省きますね!!!
スキッシュエリアはトルクを上げる。すなわちアクセルのピックアップも向上します。これを削っていくほど
トルクがあがりにくくなり、ピックアップも落ちてきます。
次にバルブ周りの空間を作ることで空気がスムーズに入ることになるのでパワーが上がりやすくなります。
サーキットだけを考える場合では吸気側のスキッシュは落としてしまっても良かったのですが、
今回使用するタービンサイズ34Dは33Dよりピックアップが落ちるので少し抑え気味に削ることにしました。
20%ぐらいな感じですかね(^∇^)ノ 排気側も少し落としています。
また、落とす角度も自分なりに考えてね^^
タービン風量をしっかり出し切るには、トータルバランスが必要なので、ヘッドパーツだけで考えたり、
バルタイだけ、燃料セッティングだけ!!に頼っては駄目ですね^^
バルブ周りは出来る限り広げて空気は取り込みやすくしました。ノック対策に有効な鏡面仕上げと。。。
これがノーマルポートですね。これを見るとカッコ悪いですなあぁ・・・・ なはは!
でもこのノーマルポートでも全然パワー出せますがね!!
コンピューターの進化やセッティング技術で凄くパワーが引き出せるようになったのでポート研磨や燃焼室加工などに
頼らなくていいぐらいパワーが出せるような時代になった気がします○o。(○゚ω゚)ノャァヽ(゚ω゚○)。o○
ただ!効率を上げるためには有効であることは間違いはありませんがね^^
ノーマルポートで700馬力のRB26!
ポート研磨して700馬力のRB26!
どちらも走りはあまり変わらないでしょうね!!! でも違うとすれば、熱効率やレスポンス。
ストリート仕様であれば必要性は余りないでしょう。 しかし、サーキット走行では熱効率は大切です。
ドラックレースは微妙かな? 目標馬力に寄りますね( ̄^ ̄)ゞ
でも700馬力以上を狙ったときにノーマルポートRB26では限界が来るでしょうね^^
まぁ! 分文章で書くと難しくてわかりにくいですが、エンジンに寄って答えは違ってきますし!
目標馬力でも変わりますので! 必要性をどう考えるかは要相談ですよね。
バルブガイド1つ!考え方があって、リン青銅ガイドが良いって皆さんは聞いたことがある事と思います。
なぜ?良いのでしょう???
そもそもリン青銅ガイドは耐久性が良い! 耐摩擦性! 放熱性!に優れていると・・・・
でも私的には色々と見てきて耐久性は良いとは思っていません。
耐久性だけで言うなら純正と同じ作り方で強化品があるのですがそれも使い方次第でリン青銅を上回ると
思っています。 オーバーレブなどをやってしまったときには純正強化品のほうが割れに強いでしょう。
これもどちらが良いかは要相談で決めることが望ましいですかね^^
ストリート~サーキット仕様の場合はポートから突き出した部分のバルブガイドはそのままで行きます。
レースのみであれば少しでも効率を上げるために突き出した部分はカットしてしまいます。
ポート研磨で大事なことは、段付きをな悪すことを1番に考えます。
インテーク側ではサージタンク → 6連スロットル → ポート間の段付きになりますし、
エキゾースト側では、エキマニとポートの段付きであったり、 タービンハウジングとエキマニフランジ部であったり!
ここら辺をしっかり押えることが必要ですね。
つづく