男の秘密基地
BlogHKS RB26DETT 2,8Lキットを組み付けしますo(^▽^)o
STEP ZERO、STEP1,STEP2 の3種類 と 新たにハイレスポンス仕様が出ましたね^^
非常にお高いですがΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
一般的に購入しやすいキットはやはりこの3種類かと思います。
RB26DETT 2.8Lキット STEP ZERO
許容回転数目安:8000rpm 最大出力目安:404kW(550ps)程度 ・・・・・ ストリートをトルクフルに楽しめるキット
RB26DETT 2.8Lキット STEP1
許容回転数目安:8500rpm 最大出力目安:441kW(600ps)程度 ・・・・・ STEP ZEROよりパーツの耐久性を上げているキット
RB26DETT 2.8Lキット STEP2
許容回転数目安:9000rpm 最大出力目安:588kW(800ps)程度 ・・・・ レースを考える方に適した内容のキット
さて実際に届いたキットで説明していきます。
今回使用するキットはSTEP2になります(*^_^*)
クランクシャフト:専用鍛造素材を使用。また、フルカウンターとすることで回転バランスがよく高回転化が可能です。
ピンジャーナル部や中心部の肉抜きを実施し軽量化することでレスポンスが向上します。
金が掛かってますなぁ^^ 色合いも独特でこれだけでも¥520,000-するのでメタル合わせに緊張が
走りまーーーーーすΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
パワーとレスポンスを求めたレース仕様エンジンなどにおすすめです。
想定回転数を9000rpmとしていますが、レースでの常用回転数はそこまで上げなく走らすことが重要かと
思います。あくまでもクランク単体での強度を考えた数値ですのでレース中に競るシチュエーションなどに
あと1,000rpmとなる場合ぐらいししておくほうが良いかな^^
オイル潤滑通路を良くするためにオイル穴を拡大している当たりもレース用ですね。
オイル穴を拡大すると言うことは、それだけ油圧の力が必要となる訳で純正オイルポンプでは対応できませんよね。
その当たりも頭に入れてオイルポンプも選ばないといけませんね^^
コンロッド:専用鍛造素材を使用。強大な爆発加重に耐えられるよう、H断面としています。
また、WPC加工を実施して疲労強度を向上させています。(STEP2専用品)
コンロット単体で圧縮圧力に強いのはH断面かと思います。 また、レブった時にもたわまないので単体での強度を
重視する場合はH断面でしょう。 しかし、その逆の考え方でI断面が存在しています。
I断面はH断面よりしなりがあると言われています。 そのしなりがあることでメタルのダメージを逃がしていると・・・・
自分の経験上、どちらでも耐久性を上げたエンジンを作りますので(生意気な(゚д゚) ) どっちでもOKです(爆)
なははぁーーーー !!
でも購入する時に選択出来るなら! I断面にします。
HKSではI断面もないので他メーカーとの組み合わせで可能となりますがそうなると単体で注文しないと駄目に
なるのでコストを考えるとね・・・・
ピストン:専用鍛造素材を使用。頭部にNiメッキを施し、耐ノッキング性、トップリングの傾きに対する強度アップを実現。
また、スカート部にはオーベルコートを施し、初期馴染みを含め、焼きつきを防止し、フリクション低減、クリアランスの
最適化を図っています。
うたい文句は上記内容で、実際に数万キロ走ったエンジンを分解した時にシリンダーに入る傷はあります。
そしてここまでのキットを使用するオーナーカーはパワーがあり、サーキットなど走っている方なので
シリンダーは、ほぼ使えないと思います。
実際にこのキットを組むオーナーのブロックも使わないほうが良いと判断したので新品ブロックで組み付けします。
さてと! いよいよ組み付け作業に入るとするかな( ^o^)<ンンンンンンンンンンンンンンンww