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BCNR33  カップリングファンにクラックが・・・・

BNR32, BCNR33 、BNR34のカップリングファンは定番の修理箇所の1つです。 
年式的に硬化しているパーツなので割れて当然かもしれません。  カップリングファンもBNR32から進化して最終BNR34
まで、すべてファンの形状や枚数などが変更されていきました。 そしてそれらを知ってBNR32にBCNR33ファンを取り付け
したり、BCNR33にBNR34用を取り付けたりと・・・・  ファンだけでなくカップリング本体も違うのでそれらをしっかり
調べてから取り付けを考えるべきかなと思いますね。 カップリングはそのままにしたためにファン本体の当たる部分を削って
取り付けして見たりと・・・   羽の形状が重要なはずが、少しだから削ってしまえ! ってのはどうかなと・・・
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で! そこまでして取り付けても性能はあまり変わりません。  これが答え! ずばりノーマルでOK
BNR32は、クランクプーリーごと全てを交換していくならそれもありかなと思いますが(○・_ゝ・○)ノ(○・_ゝ・○)ノ
ラジエターを大容量に変更したり、サーモスタットをローテンプに交換するならこだわらなくて良い部分かなと思います。
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ファンを取りはずにはラジエターごと脱着することになりますので、クーラントも同時交換作業が必要です。
新品のファンと付いてたファンの色の違いにびっくりしませんか? 白色が熱で焼けて黄色く黄ばんでいます。
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ラジエターが付いている場所は、風が前方から入るところ! すなわち、ゴミだらけです。 虫の死骸、木の葉、泥、など。
これを今の段階で掃除します。 ただ、出来る範囲のみとなります。 本当に綺麗にするにはバンパーやインタークーラー類
も全て外さないと無理です。 その分風の入りは上がりますから自ずとインタークーラー、エアコン、ラジエターと冷えること
につながります。  
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すべてを取り付けてクーラントを入れます。 クーラントはケミテック製 PG55 HQを入れていましたので
今回も入れ替えます。   このクーラントの特性は((^∀^*))
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どちらかと言うとこの冬の季節に力を発揮させます。 冬で一番嫌なことはヒーターがすぐにきかないことですよね^^
このHQは冷却水の水温をすばやく上昇させ、暖機運転の時間を短縮させます。 すなわち早く暖房が働くことになります。
また、暖機運転はガソリンが沢山必要になるので燃費も向上させます。
耐久性は5年5万キロがメーカー推奨です。   原液100%で使用するのでしっかりと抜き換え作業が必要なところが
欠点ですが、それはこっちさいどの話なのでお任せあれ^^
さてと! ついでに各部を点検しておこうかな^^   オーナーからびびり音がすると聞いていたので点検もしないとね!
ふむふむ、これは目視で分かるほど簡単に原因がわかりました。
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フロントパイプにメーカーのエンブレムが点溶接で付いていたものが取れかけていました。これが反響の原因。
底を擦った跡もあるのでそれがきっかけかな。 あと触媒のシャ熱版ボルトも1つ無かったのでこれも直しておきます。
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オイル漏れ、にじみに関しては、パワステタンクから出ているホース2本が硬化しているためにオイル漏れ、にじみが
あることがわかりました。 ここも修理箇所にしているほうが良いですね^^ 年明けに修理ポイントです。
最後はここ! ドライブシャフトブーツの交換となります。
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これもスカイラインGTRの定番の修理箇所ですね^^ リビルト品で修理します。 
リビルト品メーカーも数ありますが、ブーツ素材がしっかりしているメーカーを選ぶことが重要ですね^^
ここもお任せあれ^^   では年明けにお待ちして今ーーーす(^ω^ ≡ ^ω^)