男の秘密基地

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BCNBR33 配線ショートの巻 NO,1

エンジンが始動しないということで修理します。
ECCSリレーからチャタリングがおきてるとのことで点検開始!!
ECCSリレー と イグニッションコイルリレー は メインコンピューターの裏手にあります。
チャタリングを起こしていたのはECCSリレーでしたのでまずは基本のコイル点検から・・・
予想通り大丈夫のようです。  ECCSリレーはクラセン、エアフロ、コイルリレー、メインCPU と電源を管理しています。
そして、リレーの前に必ずフューズがあります。 次に点検したのはフューズでした。
するとフューズボックス内8#のエンジンコントロール10Aフューズが切れていました。
メイン電源から直接入っている常時12Vのフューズが切れるのでフューズボックス裏側からも断線、ショートが無いか?
を調べることにしました。   取り外したのでついでに横に4つのリレーがありますので点検しておきます

DSCN0131.jpg
このフューズが切れているのでこのフューズの先から助手席側のECCSリレーまでのどこかでショートしていることになります。
ダッシュボード裏なら最悪です・・・・・ それが無いかも点検します。 
DSCN0132.jpg
メインハーネスの奥のほうからシールドを外して線を確認します。  するとECCSリレーに入っている常時電源線が
3つに分かれているところを発見!  もしかすると、この3本のどれかがショートしていると考えました。
取りあえず、すべて切ってから一本ずつ点検します。 すると、エアフロの12V電源側が異常と判断しました。
DSCN0130.jpg
さっそくエンジンルーム内から断熱版を外してエアフロのハーネスを引っ張り出し、配線をむいていきました。
すると、エアフロハーネス上で配線が溶けてショートしている場所を発見^^
 
そして配線が大丈夫なところで切って処理完了させます。    断熱版も付いたのですがそれに加えて
レーシングヒートチューブも新たに取り付けして処理します。
DSCN0128.jpg
ショートが直おり、フューズも飛ばなくなり、ECCSリレーからもチャタリング音はなくなりました。
よし! これでエンジンは始動するはずとセルを回すも・・・・・・ エンジンはかからない!!
くそーーーー!なんでや!! 
気を取り直してコーヒータイムプンヾ(`・3・´)ノプン
DSCN0129.jpg
さて!単体テストをしていこうかな!   クラセンの線の断線を点検!    大丈夫だぁ。
クラセン単体のテストも行うと これも 大丈夫    火も飛んだぞ^^
DSCN0133.jpg
次にインジェクターの点検だ。   クラセンには異常がないので、火が飛ぶとガソリンも噴射しないと駄目ですが
テスト結果はインジェクターが動かないことが分かった。   今度はここなん・・・・・
DSCN0140.jpg
配線図を調べて見ると、インジェクターのマイナス信号は直接メインコンピューターに入っているようだ!
その間には割り込みもないのでまずは、何か社外品を取り付けるために線を割り込ませていないか確認!
つづく ・・・