男の秘密基地
Blog通常のクーラントはエチレングリコールを種にされて、ロングライフでエコと言われていて
10万キロ無交換とか言われてもいますよね
はたしてそうでしょうかね
昔のクーラントに比べると性能は上がっていますが、果たしてそれが車にとって良い環境になっている
のか?とは別の話だと思っています。
今回このBCNR33にKEMITEC PG55rc を入れますが、この製品はどうなのか
そのそもの液自体がまったく違うものが使われています。
◇ プロレングリコール液 と言う聞き慣れない液体ですよね^^
この液の特徴は、エンジン本体が出す熱量を効率良く奪う特性があります。
そのため、エンジンを始動して水温の上がり方は通常のクーラントに比べて早く上昇します。
すなわち、熱を奪っている証拠となります。 この奪った熱をラジエターが冷やす訳ですが、
熱による放熱性も良いため、クーリング時の水温の下がり方も早くなります。
しかし、良い製品でも使い方、交換の仕方を理解しないでただ入れ替えをしただけなら効果は
半減すると思います。
この製品の良さはプロピレングリコールの良さを生かすために、『水』 にもこだわるのです。
水の中の不純物を取り除いた精製水を使用していることであります。
ってことで私は店では、全時点の古いクーラント水を全量入れ替えをするのですが、
100%の抜き買えなど出来ているのではありません。
そこで、出来るだけ綺麗にしてから、フラッシング水を用いてエンジン内部を綺麗にします。
一回目のフラッシングを行います。 サーモスタットが開くまでエンジンを温めます。
高温で危険なのですが、サーモが開いてる間に出来るだけのフラッシングが出来たクーラントを
流します。 みてみると、クーラント水の緑色の色が薄くなっているのがわかります。
そしてもう1度、フラッシングを行う作業を繰り返します。
もちろん、また、サーモが開くまで暖めます。
そしてまた!!同じように抜き変えます。
ほとんど透明に近くなりましたね
エンジン内部に多少残っているクーラント水はフラッシング液にて不純物も分解されて
真水に近い状態に変化しました。
あとは、 原液をそのまま入れ替える PG55rc を入れ替えます。
ここでもマイスターが認めたLLCチャジャーを使用して真空状態を作って入れ替え作業を行います。
KEMITEC のクーラントに今興味がある方は、私の店でお任せくださいね^^
きっちり入れ替えるからこそ、本来の性能が出る大切さをあなたの車に
作業時間は半日は必要です。ので予約制です。
◇ 現在入っているクーラントの入れ替え作業を昔からのやり方でヒータホース等を外して行います。
◇ 次に、抜け切れない古いクーラントをフラッシング液にて洗い流します。車により2回~3回
◇ 専用の真空方式でラジエター本体やホースの漏れなどを確認しながら入れ替え作業を行います。
エキスパートはKMITECの関西取扱店です。