男の秘密基地

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BNR32

うぅーーーーーーー!!

なかなか、エンジンが積めないじゃんかぁ

BNR32のABS(アンチロックブレーキシステム)はサーキット走行ではハンドリングに
不快感を与える挙動が出ます。

そこで、このBNR32は以前からABSを取り外してその場所にプロポーショニングバルブを
取り付けていました。

大型のブレーキシステムをフロントに組み込んでいますのでリヤーブレーキとのバランスを
調整するために取り付けています。

しかし、今回はエンジンルーム内から室内に移動するように指示がありましたの移設します。

まずは室内に入れ込む場所にホルソで穴を開け、ブレーキラインを製作します。

純正リヤーブレーキパイプからとブレーキマスターシリンダーからの2本のラインを室内に入れます。

室内に引き込んで、決してラインに無理が出ないところを通して運転性側に設置します。

このVVCのようなものがプロポーショニングバルブです。

これを回すことでノーマル状態~57%まできき具合を調整できます。

さて、次はフロントブレーキパイプを製作します。

コストも考えて純正が使えるところは使用します。

専用工具でブレーキパイプの先にフレア加工をしフレアナット(国産旧車用)を入れ込みます。

このような加工をします。

専用工具で加工するので簡単ではありますが、少し感覚が必要な感じなので緊張します。

なんせブレーキですからネ!!!  漏れると大変ですからストレスが・・・・・  

次にニップルにはシールテープを巻き巻きします。^^

これも基本はモノに対して3周といわれていますが、ピッチや材質違いにより、異なると
私は思っています。
なので、締め付けての感覚で決めます^^

もちろん、シールテープも種類がありますので、今回のようにブレーキオイルが通る場所ですから

それに適したものを使用します。

取り付けをしてブレーキオイルを入れてエア抜きします。

そして、漏れチェックを行います。

次にオイルクーラーの取り回しや前回使用していたオイルエレメント移動式を排除しましたので

そうなると、すべてが1からとなるので、油温、油圧 のセンサーの取り付け位置までもが変わります。

すると、当然配線の長さが変わっていますよね・・・・!!

ってな訳で、室内から束ねていた配線を解いてやらねばなりません。

邪魔くさ・・・・

オイルクーラーも洗浄し、取り付けします。

汚れを綺麗にするまでには意外に時間が必要です。

この作業も大事なんですよね^^ 適当が出来るところをキッチリと・・・・

ほらほら・・・・

なかなか エンジンが積めないじゃないですか

次が控えてると思うと胃が痛い~・・・・・

エンジンOHをお待ちの方には本当にお待ちいただいていて申し訳ありません。

なんせ、こだわり派が多くてなかなか進めないのも事実