男の秘密基地
Blogサーキット走行時!スピードが高い状態でコーナーを進入したときに
ガソリンタンク内のガソリンが遠心力で外側へ移動します。そのときに
ガソリンポンプがガソリンを吸えなくなる現象になります。そうなると
エンジンは息継ぎしてしまうので色々と危険も出てきます。
息継ぎによりトラブル
・ エンジン回転数が上がらなくなるので、ボディの姿勢変化が抜けるのでアンダーやオーバーステアが
発生します。
・ エンジンノッキングが発生する場合もあり最悪はエンジントラブルにも・・・
・ ガソリンポンプ焼き付きの可能性や、ポンプ性能悪化
など。
では必ずサーキット走行するうえで必要なのでしょうか??
それは!
必要ありません。 ただ車種によってはタンク形状があまりに悪い場合は別ですが・・・・!
通常であればガソリンを満タンにして走行すれば10~15周は問題なく走行できると思います。
次にエンジンパワーを大幅に変更すなどした場合では、ガソリン適正量の問題で必要なケースは
増えていきます。
例えば、下記のBCNR33の場合では、パワー設定を600馬力オーバーとし、ガソリン残量が減っていても
走行できること。また、パワーに似合うガソリン量にて必要になる場合です。
・ノーマルタンクからコレクタータンクに入れ込むポンプを1機。
・コレクタータンクからエンジンへ供給するタンクは2機。(パワーが600PS以上であるため)
そしてこれらポンプをHKS V-PROで管理するように配線を作り直します。
そのために、下記画像はフューエルレジスターです。画像では見えませんがこの下にもう一つ
付けてツイン使用です。
レジスターは熱を非常にもつので取り付け位置にも気を付けることが必要です。
そして配線も3mm~3,5mmを使用します。
次にポンプの制御をする上で大切なのがリレーですよね^^ これも30Aを使用します。
私は20Aは使用しません。
下の画像は+制御用とし、4つ使用します。 ノーマルポンプを入れると5つですかね^^
また下記画像では写っていませんが、-制御用も2つ使用します。
ツインポンプを安全に完璧に制御するための配線システムとなります。
しかし、ポンプが良い仕事をするようになると出てくる問題があります。
それは、ガソリンの熱です。 コレクタータンク中!2つのポンプが全開に回ったときの熱量は
非常に高くなり、その温もったガソリンを使用すると空燃費が変わります。
セッティングをする際にガソリン温度で何パーセント増減するかをしてあげるか!ガソリン温度を
下げてあげるかが必要となります。
そこで必要になってくるのがガソリンクーラーとなります。
市販車でもディーゼル車でガソリンクーラーが装着されているケースも増えてきました。
やはり、ガソリンを冷やし、常に冷えていることで燃費を安定さすことも目的の1つです。
サーキット走行で必要な場合も燃料セッティングの崩れをなるべく無くすことが目的でそれにより
パワーも持続、耐久性も向上することになります。