男の秘密基地
Blogドゥーラックのフルエアロを組んだBNR32のメンテナンス修理です
程度の良いBNR32だと思いますね^^ それなりの良い値段だったのかな
気になる点をオーナーから聞いているのでそこの修理と私が見て気が付く点をチェックします。
まずは
定番修理であるフロントドライブシャフトの交換です。左右ともブーツが破れていました。
右側はブリスも撒き散らしてる状態。 左側は最近破れたのかな?グリスは撒き散らしていない。
とりあえずばらします。
手馴れたもので、使用する工具を先に全てそろえて作業開始・・・・・この差は大きいですよ^^
疲労度も変わってきますからね^^
上側が右シャフト! 下側が左シャフトです。 どちらもアウター側のブーツ破れです
今日は片側だけが先に入荷しましたので交換します。
続いて今はまだ破れてはいませんが、ラックブーツも硬化しているので交換することになりました。
黄色い矢印がラックブーツです。 青矢印はエンドブーツですが、ここは交換しているようですのでまだ
もつと判断し今回はそのままでいきます。
さて問題は今からですが、依頼の1つであるクラッチマスターシリンダーの交換にてですが・・・
まずはクラッチマスター用オイルの汚れがひどいようです。ここまで汚れるとシリンダー内のシール類を
破壊します。
実際に取り外しし、中側がどれぐらいよごれているのでしょうか?
やはりヘドロのようになっていました。
これは完璧にOUTです。 ASSYで交換します。 価格は13400ですよ
そしてクラッチオイルが減る原因はここからでした!(画像下)
通常ではここにはオイルがもれないようになってはいますが、マスターシリンダーが古くなるとどうしても
このようになるケースが訪れます。
そしてこれが大変なことを引き起こすことになります。
上の画像はクラッチブースターと言うパーツでこの中に空気をため!それを力に変換し
ドライバーがクラッチ操作を楽に出来るようにアシストします。
しかし、中にクラッチオイルが混入し、ダイヤフラム(ゴム製品)にたっぷりと付いています。
そして、クラッチオイルは非常にキツイ液体なのでボムをふやかしてしまい、ぶよぶよ状態に・・・
画像ではわかりにくいのですが、ダイヤフラムがふやけてしまい、のびのびなので役目を
果たさないようになっています。
これも交換となってしまいます。
部品代は30700円と高価です。 そして工賃も高価になってしまいます。
分解するには、ブレーキマスターが邪魔するのでこれを外さないといけません。
ネジを緩めてバールを使用し無理やり交換するケースもあるようですが・・・。 エキスパートではしません。
さてメーカーに在庫もあるようなので時間はかかりません。 やはりここも交換する年代になっているので
しょうね!
つづく ・・・