男の秘密基地
Blogさて!BCNR33 のクラッチのオーバーホールです。
その前に!クラッチブースターが壊れていたので交換します
まずは本体の点検方法ですが、バキュームテスター工具を用いて行います。
点検結果は壊れていました・・・・
次に新品も点検し確認しておきます。
新品だから大丈夫と思うのは当然ですが、やはりここはしっかり計測しておくことで安心度は
上がりますよね
結果はバッチリでした
交換は少し面倒な作業にはなるのですが、楽しみながら頑張ろう
さて交換も終えてペダルタッチ感は格段によくなりましたよ
しかし、1速に入りづらいのはやはり改善せず! クラッチオーバーホールへと・・・・・!
さっそくミッションを降ろして、クラッチを点検します。
まだまだ綺麗ですね^^
メンドラのギヤー部分のかじりも少し出ているのでこれもクラッチの切れに影響します。
ミッション側メンドラのベアリングもガタが出ています。回すとゴロゴロと手に振動があります。
これはミッション本体もガタが大きいのでクラッチのみをオーバーホールしても良いものかどうか!?
予算もある訳で、難しいところですよね
クラッチディスクのメンドラ部分にガタがありましたそれも2枚ともです。
この小さいガタでも2枚のディスクが動くとクラッチの切れも悪くなる可能性はあります。
メタル材はカーボン材に比べて摩擦の定数が違いすぎるのでミッションにダメージが多くなります。
現在はカーボンタイプが支流になるのも当然だと思います。半クラッチ時にジャダを感じるのですが
これはものすごくミッションやエンジンのクランクメタルに悪いです。
そして、ドーーーーンっとつながるメタルクラッチはクランクのスラストメタルに大きなダメージを
与えます。 そのことも踏まえるとカーボンタイプは優しいクラッチとなります。
つづく