男の秘密基地
Blogオーナーからブーストが上がった付近から回転が上がりずく、フケが悪くなると お話がありました。 色んな原因がありますがこれらもその仕様により異なりますが 基本を重視して点検していきます。
先ずはインタークーラーパイピングのホース抜けをチェックします。この車は社外アルミパイピングが入っているので抜けづらいですが純正品はゴム質であるのでゴムが硬化してホースバンドの締め付けが緩くなって抜けやすくなっているのでチャックですよ!!!
この車は大丈夫でした!! 次に・・・


エンジンルーム内のパイピング類からのエア漏れをチェックです。パイピングのズレから抜けてるケースもあります。

次からは電装部品の点検に入りましょう!
・アイドリング付近は問題なし! レーシングも問題なし!
実際に走行して見るとこの回転の上がり方!ブースト計の動きから推定すると
プラグの可能性が高い! でも不安な要素がある。それは・・・

エアフロがなにやら改造された風に見えるが?・・・
わざわざエアフロの蓋を開けてるってこととこのサクションパイプが80φをチョイスされていたことを踏まえると!

謎は解けた^^
おそらく前のオーナーがエアフロをZ32用をチョイスする際にそこのショップのメカニックがZ32のエアフロカプラーとGTRのカプラーが全く違うので純正カプラーを移植するために行った技なのかもしれません。 そして売る事にしたのでノーマルに戻す際にまたZ32エアフロをバラしてGTRのエアフロに戻したと推定される

とりあえず店にあるエアフロに交換して走行してみることにしましたが・・・・
変化を感じなかったのでエアフロは大丈夫と判断しました。
やはりプラグかな・・・
おーーー!懐かしい!!
スプリットファイヤダイレクトイグニッションじゃないですか((´∀`*)) 今も売ってるのかな!今は違うメーカーのものを使ってるのでわかりませんが・・・
純正品より耐久性がないんだよね・・これ


壊れていない事を望むぞーーーー!!!プコイルの配線も故障が多いのでチェックをしておきます。
どうしてもこの年式になると配線も硬くなるので通電性が悪化したり切れていたり接触不良を起こしていたりと・・・
プラグを外した時に燃焼室から上がってくる匂いでカーボンチェックしたくなり・・やはりぎっしり付いてたぁ💦
これはRECS施工を提案しよ!


プラグを交換して走行テストした結果
ばっちり!直りましたぞ^^ 電気系部品がプラグだけで済んで良かったです。見積もりを見返すと〇さんとのお付き合いも11年目になります。そろそろ電装関連の寿命も始まると思いますし、エンジンリフレッシュ時期も頭に入れて置くことも必要になるかと思います。少し頭の片隅に置いていてくださいね^^

フロントデフ/リヤデフオイルの交換サイクルをサボるとドライブシャフトが刺さっている部分のオイルシールがやられてしまうので定期的に交換することが重要となります。

ミッショントラブルの1番の原因はがギヤーが入りづらくなることですよね!!これはギヤーが次のギヤーにシフトUP/Downする際にスムーズに入るようにアシストしてくれるおパーツです。
シンクロが傷むとアシスト機能が低下するのでギヤー鳴りを起こします。1度傷めたものは元通りには戻りませんが、オイルや添加剤を使用することで滑りを良くし改善させてることが可能となります。
しかし!痛め過ぎた場合は無理なので早めの対策が必要です。ミッションを新品に交換したりオーバーホールするとなると高額な予算が必要となります!!
BNR32、33, 34 共にこの部分にオイルが付着するケースが多いです!これはミッション上部に取り付けられているシフトの部分から内圧で吹いたオイルが滲んだものです。問題はないのですがオイル汚れはGTRには似合わないので綺麗にして上げます。
気になるオーナーはシフトブーツを新品にして上げてオイルを脱脂して上げると当面は新車と同じようになるため、にじみは解消します^^

ううううう!!微妙にオイル付着発見!
強化クラッチが入っているとどうしてもレリーズシリンダーやマスターシリンダーに負担がかかっています!これらも10年以上経過しているでしょうからそろそろ交換時期かと思われますね!


おおおおおおっと!! これは長い間交換していないオイルだな💦
トランスファオイルの交換時期もショップと相談してサイクルを決めましょう^^
GTRは交換するオイルが多いから大変ですよね💦
どうしても湿気からオイルの色は濁ってしまいますよね!この水分が悪さをするので乗る時間が少ないオーナーは必ずオイル関連は定期的に交換をオススメ!
乗ってないから大丈夫は間違いです。



最後はRECS施工で終了
大事に乗っていくためにアドバイスしますのでお気軽に遊びに来てくださいネ!
また!今の状態を把握したいオーナーも一緒に下廻りも見ながらお話しましょう!