男の秘密基地
BlogRB26のオイル漏れの原因の1つがタペットカバーパッキンなのですが、
もうひとつ! 意外に交換されないパーツのプラブラバーです。 今回はそこら辺も一緒に交換していきます。
タペットパッキンを交換するには、サクションパイプやインテークパイプ等を取り外します。
ニスモ製ストラットタワーバーを取り外しますが緩めて違和感がありました。 いくどの取り外しなどから
ボルトが伸びているのかねじ山がやられかけているなか? とりあえず、タップで修正しておいます。
それにしても何故!こんなステーのボルト穴になるんだぁ(汗) これも予想だけどタワーバーのボルト穴の外形が小さい
ことと、ステーの穴の外周寸法が無さ過ぎてこうなったのではないだろうか??? 上下にスライド出来るように
成っているために強度がなくなっているのもあると思う。
エアフロを外し、エア整流網が変形していることを発見! なぜ凹んでんねん? 何かに当てたことがあるのだろうか?
この網に空気が当たることで空気の流れを整える役目もしている。また、バックタービンで吹き返す空気を直接エアフロセンサー
部に当てないようにしている。
こうなることで問題があるかといえば、そこまで大したことはない。 でもアイドリングの安定性などには少し関係はするだろう。
でもエアフロ、O2センサー、球気温センサー、圧力センサー など全てでやり取りをしているのでなんとかしてくれる訳だ。
メーカーは念には念を常に考えて作っているから凄いよね^^
わーーーーを! サクションの中のバネが凄い状態じゃなぁ・・・
適当に脱着されてきたのかな???
変な型が付いてしまって元通りにはならないかもしれないなぁ・・・
出来る範囲で処置します。
インテークパイプを外して中身を見ると、このようにオイルが付着しています。 これらはブローバイのオイルであったり、
タービンからのものであったりします。 ねちょねちょでやんす^^
このブローバイ系の汚れはインタークーラーの中もパイピングも、サージタンク内も全てこんな感じで汚れています。
インタークーラーなどはこれにより性能は悪化。 それによりパワーも年々落ちていくってことになります。
こうなることを裂けるには、社外品であるブローバイタンク(オイルキャッチタンク)を装着するしかありません。
さて、いよいよタペットカバーの脱着作業です。
パイプの中に異物などが混入しないようにします。 この時点でどこからオイルが漏れているのかを見つけます。
ネジが緩んでたのか? パッキンが硬化しているためか? クラックからではないか? プラグラバー付近か?
原因は、プラグラバーの硬化!と タペットパッキンのタービン側(熱が高いために硬化) でした。
余談ですが、前のオーナーがどのような修理やチューニングをしたのかも感じとることが大切なことなんです。
たとえば、下の画像をみて、何を思いましたか??
私は、まずサムコ製シリコンヒーターホースが取り付けられていると思いましたが、よく見ると青色のホースに白いパッキンが
付着しています。 これはエンジンが乗った状態でタペットカバーを開けたことがあることがわかります。それは、タペットカバーを
取り付ける再にこの場所にシール剤を塗ってからカバーを載せるので、その時に少し当たったことでホース上にパッキンが
付いてしまったのでしょう。
プラグカバーを外してみても分かるように同じ白色のパッキンで取り付けられていたことが分かりますね^^
そしてこのプラグラバーも収縮しているので再使用してもここからオイル漏れする可能性が高いです。
同じようにフロント側にも液体パッキンが付着しているのでこれらを綺麗に脱脂します。
もちろん取り付け部分にオイルが付いては意味がないので綺麗にふき取ります。
これが新品のプラグラバーです。 意外に交換していないケースが多いので、安いものですから要交換部品と私は
思っています。 自分の愛車がどのように修理してもらっているかは知る権利がありますので分からないことは聞く
ことですね。
東名パワードのポンカムが入っていましたよ^^ IN/EX 供に260度でした。
これで又、さきほど書いた内容でこの車は1度タペットカバーを外していたこと!
そっかぁ! カムを交換するために1度タペットカバーを外したんだな!っと なるわけです。
この車はノーマルではなかったことがわかりました。
タペットカバーを洗浄してと・・・・・
タペットカバー裏を見るだけでも、どんな状態なのか? オーナーがどんな乗り方やメンテナンスをしているのかが
なんとなくですが分かりますよ^^
なはは!!! 怖いでしょ・・・・
あとは組み付けて完成ですなぁ・・・
なぜか気持ち良いいいいいいいいいいいーーーー
今回の依頼作業はこれで完成ですが、何点か気になることがありますので書いておきますので今後の課題に
して下さいね!!
まず、ブーストコントローラーSBCユニットが無動作に置いてあるだけ! これはいかがなものか?
そうとうな年期モノですが壊れていないなら良いね!
たぶんSBCのユニットをこの場所に置いたためにパワーフローの固定ステーが取り付け出来なくなりそのまま状態。
走行中にパワーフローやエアフロが振動にやられなければ良いですが・・・・ これもどうかと・・・・!
セキュリティ用スピーカーの位置もこの位置はなにかと作業性を悪化させています。 整備関係の方ならこの場所は
選ばないかも! オイルエレメントなど交換する際に常に目線に入るし、この場所が唯一、メンテナンスするための空間でも
ありますからねぇ^^^^ もう少し、フューズボックス側に移動したほうがいいかも!
完成でーーーす。
そうそう! やはりクラッチペダルからの異音は、ミッション側のクラッチハウジング内からでした。
クラッチが重いので負担がパーツにきていますね! また、この重さは強化だけの重さではないですね。
たぶん、クラッチ残量も減っている重さです。 このままだとレリーズシリンダーが傷みますね!
今はすごく運転しやすいクラッチキットが出ていますので交換を検討下さいね^^
足回りにても点検しましたが、4本供にオイル滲みがありますので完全にヘタってます。
突き上げ感があるので間違いないかと思います。