男の秘密基地

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180sx & BNR32

強化クラッチと聞くだけで連想するのが

ぺダルを踏むと重い! 

半クラがない!

っですよね

しかし、クラッチは進化して来てますから、今では軽くて操作性も良くなっています。

色々なタイプがメーカーから出ているのですが、お客さんによって進めるクラッチは変わります。

今回の例で言うなら、10年ほど前に強化クラッチを入れていたお客さんが、このごろは運転するのが

苦痛になって来て・・・! っと。 話が進んでいくと決して運転するのが嫌なわけではなく、ただ!!

クラッチ操作が苦痛なんだと。ただそれだけ

そこで、最近では支流であるカーボンクラッチをオススメしました。 今と比べると非常に操作性が

向上するのできっと気に入ってもらえることと思っています。

画像下での、左側が今回交換するカーボンクラッチです。 右側が以前装着していたメタルタイプです。

フライホイールに1枚面のカーボンディスクを組みます。積み木のように順序を間違えないように

組んでいきます。  鉄板部分は油分が付いていますので丁寧に拭きます。

全てが付け終わるとこんな感じになります。 ここのクラッチは外周のネジが多すぎて嫌になぁ。。

トルクレンチを用いて対角上に締め付けていくんだけど、時間掛かるし・・・

文句も入れながらことが運んでいきまする(笑)

それにしても、レリーズスリーブの届く時間が遅いなぁ! もう届いて良い時間やのに

・・・・電話中

・・・

え!! 

なに!!!

はぁ!!!!!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

発注忘れてるって   おいおい! しっかりしてやぁ・・・

これで、1日段取り狂うやん

これ以上 進めることができなくなり、クラッチ作業はここまで。

ってな訳で、横のリフトにはダイナモ修理とフューエルデリバリ交換のBNR32がスタンバイ中
ハイハイ!  頑張りますがな^^ 数日前にコンピューターセッティングを終えたBNR32ですが

色々と手直しします。

古くなってくるとダイナモ(オルタネーター)から送られる力が弱り、13V必要なところに13V送れない

という風になります。 今回もセッティング中でわかったことになりますが、通常走行ではわかりません。

高回転でポンプを回したときに13Vを気キープすることが大事です。

低回転域では8V付近で回すことをしているので問題はありません。

もし、高回転域で13Vから12V代落ちてきて12V前半になるようでは駄目です。

デンキ関連の何かが悪いと判断することが重要ですね!

ポンプだけでなく、この車で言えばV-PRO本体にも影響してきます。

このRは注意ゾーンの域であったのでダイナモとバッテリーを交換します。

さっそくダイナモを外していきます。  上からと下からとで外していき本体は下から抜きます。

今回はリビルト品をチョイスしますが、私の店では、しっかりと点検動作等に合格したものを
提供しておりますので安心ですし、保障もあります。

出力データーがあるのでそれを見てこのダイナモの性能を把握することもできます。

さて続いてはフューエルデリバリですがこれもデリバリ本体の作りが悪いようなので

安全のために交換することにしました。

下の画像をみてもわかるのですが、マルで囲んだ部分のステーを見て下さい。

L型の薄い鉄板のステーなので!これではしっかり抑えきれないですよね

指で押しても歪むんですよね  なのでちょっと歪むとガソリンが
漏れるんですよ 危ね~・・・・

ってな訳で今回はHKS製にチェンジしました。 

画像で見てもわかるように、抑え方がしっかりしています。また、インマニ側でも挟み込んだステーが
付くので安心ですよね

メーカー品だから問題なんて考えは怖いかもしれません。皆さんも注意してみましょう