男の秘密基地
BlogUCF20型 セルシオ の修理を行いました。
ディーラーでギヤーボックスを交換し、まだまだ色々と見積もりや相談をしたようでしたが、思う回答が得られず
私の店に相談されにお越し下さいました。 色々な相談の中、予算と今後も考えた上での修理を行うことにしました。
まず、多走行のためにダンパーがすでに死んでいました。 異音もあるのでブッシュ類からも亀裂があります。
ただ! トヨタ車に共通することは修理する上での補修パーツが製造廃止されていることが多いことです。
足回りのブッシュ関連となると在庫があればラッキーってなもんです。 まぁ!きりがないので今回はダンパーを
リフレッシュすることにしました。
カヤバ製ダンパーを純正サスに組み込みます。 ノーマルの乗り心地が少し柔らかいと感じるオーナーには
おススメのダンパーです。 さすがカヤバって感じですかねヽ(´∀`)ノ
サスを拭いてみるもほこりが塗装と一体化してるし^^^^^!! 年期が違うよねーーーー!!
サスもこれでもか!!!ってなぐらいのプリロードで、サスをちじめる工具が壊れるかとおもうほどに・・・
サスももちろん!新品当時よりはへたっていますが、社外品に交換するならおススメしますが純正でOKならば
このままでOKかなと思います。 そこにコストをかけるのであれば違う場所にと思う訳で。。。。
ブレーキホースも新品に交換します。 もし、純正品が製造廃止であれば社外品になる予定でしたが!
まだ、あったので良かったですね^^ ブレーキホースを交換する時に気を付ける場所があります。
そこはしっかり錆を落としながら潤滑剤を使用して慎重に外します。
付いていたホースと新品を比べると付いていたホースの硬化度合がわかります。
これで安心できますよね^^ ブレーキは命ですからね^^
ブレーキオイルが入っているところ(ブレーキマスターシリンダー)をASSYで交換するために部販に電話すると・・・
ブレーキマスターは製造廃止((((;゚Д゚))))))) マジかよ! セルシオのオーナー達はどうなるんだ!!
って・・・・・思う今日この頃・・・・
シリンダーはそのままで、中身のみをインナーキットで直すことにしました。
アルミシリンダーなのであまり中身だけで修理するのは嫌なのですが仕方がないですね・・
オーバーホールしたブレーキマスターシリンダーを取り付けしました。
ブレーキオイルも全量交換となるので気持ち良いですよね^^
新品に交換されたブレーキホース
オーナーが運転していて凄く嫌だった異音を修理していきます。
エンジンの振動が直接、室内に違和感として感じたのでこれはエンジンマウントのヘタリだと・・・
さっそく交換しました。 この交換作業は大変でしたぞーーーーーーーー(。Д゚; 三 ;゚Д゚)
そらメーカーも断る!! いやいや! しないよね^^
勝手に部品を製廃してみたりとか・・・!!!
L側のマウントがちぎれてましたぞ(;゜0゜)
パワステホースは製造廃止だったので汎用ホースで対応しました。 ただ!もし純正ホースがまだあったとしても
この画像の部分だけでは部品設定がなく、配管付のASSY部品となり高額になっていました。
まぁ! すべてのホースが硬化しているので要交換ですがね^^
続いてはブレーキマスターバックのホースの交換です。
これも製造廃止でした(゚△゚;ノ)ノ
どうしようかと悩みながら、日産車のある車用のホースの良い部分でカットして対応させましたw( ̄o ̄)w
周りに当たらないか角度で取り付けしているホースだったのでそれに合うホースが見つかってラッキーでした。
軍手で持っているのが外して純正ホースです。 仮に付けたホースが下側になります。
もう少し切る部分を変えて合わせていきます。
ほらほら^^ 純正っぽくないですか^^ なはは!
これでばっちりです。
サクションホースのジャバラが裂けていましたので交換しました。
ホース関連はすべて交換することが望ましいほどです。 触ると交換しないと駄目なほど硬化していますので
純正部品がどこまであるのかが問題でカギとなりますね^^
油圧ファンも修理する必要があり、ラジエターからも薄っすら滲みがあります。 そうなるとラジエター関連すべて!
交換になるでしょう。
今回車検が通るように整備もしたのですが、あと何年!乗り続けたいか❓でお考えなったほうが良いと思いました。