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プリウス クーラント交換 (KEMITEC編)

車検で預かったプリウスのクーラント交換をしています。

今回は通常のクーラントではなく、100%原液に交換するKEMITEC製 PG55 HQ

に交換します。 このシリーズは一般ストリートカー向けのロングライフタイプとなります。

まずは、純正クーラントを抜く作業から行いますが、適当なホースを差し込んで

サービスホールを緩めます。

PG55 HQの性能をいかすには

純正のクーラント水を出来るだけ残さないようにすることです。

そのためには、フラッシング液を使用して、数回に渡り綺麗にしていきます。

今回は2回のフラッシングを行いました。

通常は2回のフラッシングコースで見積もりしていますが、汚れがひどい場合など

2回以上になることもあります。

続いて、専用のLLCチャジャーをセットしエンジン水のラインを真空状態にします。

この機械で98%の真空状態が可能となります。(ツーステージバキューム方式)だからだそうです。

ゲージを見て真空の状態を見て、次にPG55 HQ を入れます。 そして 入れ終わるのもゲージで
確認します。

今回のHQの特徴は、ロングライフであることと、今から寒いシーズンになることで暖気の速さを
加速させます。 暖気が早いってことは、燃費の向上にもつながりますよね^^

水温が低いときは燃料は通常より多く噴射させていますのでそれが改善されます。

そして、この液体の正体であるプロピレングリクールは熱を奪う性質が強いので、エンジンを

切ってしばらくしてから再び出かけるときにでも、保温効果のようにさめにくい特徴をもっていますので

冬に何度も出かけてもあったかい空間を直ぐに再現してくれます。

だからといって、それでは水温が上がってしまわないの?っと不安になることでしょう。

このプロピレングリコールのもうひとつの特徴は放熱性の良さなんです。

ってことは、ラジエターで冷やされると、しっかりと水温を下げてくれます。

そして冷やされまた、エンジンの熱を奪いに行くわけです。

オススメしたいクーラントです

少し予断・・・・

プリウスは日本トップのハイブリットカーとなっていますよね^^

ラジエターでも、全面積の半分がエンジンを冷やすラジエター部であとの半分はインバーター用です。

流れもまったく別に構成されています。

次に・・・・

ホイールも少し力持ちであれば片手で持ち上げれる軽量品です。

アルミホイールで薄い設計です。耐久性を考えて出来る限り軽量にこだわっています。

そして、プラスチック製のキャップを構成さすことでもっと軽量化・・・・・

見事ですよね!!

さてさて、メンテナンスの続きを・・・・・